複雑内径研磨加工事例

千分台の公差の穴径・真円度・直角度

千分台の公差の穴径・真円度・直角度

複雑加工品の加工事例をご紹介します。写真の様に、ワークは複雑な形状となっていますが、一つの材料から旋削・切削を織り交ぜて作成しています。この製品は、千分台の公差の指示がある内径の加工がポイントです。穴径・真円度・直角度が千分台の公差を指示されている為、研磨での仕上げとなります。また、内径の段付き端面部が全て研磨指示になっていますので、つかみ代や隅部の逃げ加工等を考慮して加工しなければなりません。クランプ時には、変形がしないように、再三の注意を払い、研磨後のつかみ代の除去も変形が起こらないように、負荷をかけずに仕上げています。弊社ではクランプや加工方法を十分考慮して、図面通りの公差に収まる千分台の研磨にも対応しています。