【A5052】複合加工機による医療用球面加工品
エッジ部のR仕上げと厚さ4.5mmの高精度加工を実現
写真の製品は丸材(A5052)からの削りだしにより、Ф130の外内径に球面加工を施して、厚みを4.5mmに仕上げています。エッジ部はR仕上げにしていますが、加工時のクランプが難しく、内外径の同芯度も要求されたので、段取りや芯出しの方法は容易ではありませんでした。そこで、複合加工機の特徴である2つのチャック間での受け渡しの機能を使い、クランプも生爪に成形を施したことで完成させることができました。
写真の製品は丸材(A5052)からの削りだしにより、Ф130の外内径に球面加工を施して、厚みを4.5mmに仕上げています。エッジ部はR仕上げにしていますが、加工時のクランプが難しく、内外径の同芯度も要求されたので、段取りや芯出しの方法は容易ではありませんでした。そこで、複合加工機の特徴である2つのチャック間での受け渡しの機能を使い、クランプも生爪に成形を施したことで完成させることができました。